こんにちは!悩ママ(なやまま)です!
妊娠生活もやっと臨月を迎えるともういつ産まれてもおかしくないので、陣痛が来ないか毎日ソワソワしますよね。
私も無事臨月を迎えてから陣痛に対して備えていましたが、まさかの破水が先に起きてしまいました。
今回は私の実体験の紹介と、実際に破水してしまったときに焦らないための対策を書いていきたいと思います☆
陣痛が始まる前に破水!?前期破水とは
卵膜が破れ、羊水が子宮外に流れ出ることを破水といいます。
ほとんどの場合は陣痛が激しくなり子宮口が全開になってから破水が起きますが、陣痛開始前に破水してしまうことを前期破水といいます。
多くの場合、破水後まもなく陣痛が始まりますが、陣痛が始まらない場合は妊婦と胎児の感染リスクが上がってしまいますので、状況によっては陣痛促進剤を使って積極的に分娩を進めることもあります。場合によっては帝王切開による分娩となることもあります。
37週より前に起こってしまった場合は、感染兆候がなく胎児の状態が安定していれば、できる限り妊娠期間の延長を図ります。
私の前期破水経験談
38週、検診の翌日にまさかの破水
私が破水したのは妊娠38週1日のときでした。
前日に38週の検診があり、その時は子宮口がまだ1cmくらいしか開いていないため、まだ時間がかかりそうだね~と言われていました。
そういわれていたので、まさか次の日に出産になるなんて思いもしませんでした。
検診の翌日の朝6時ごろ、目が覚めてトイレに行こうとしたらお腹がドンッと鳴りました。
感覚で言うと強く蹴られたような感じです。
やけに強い胎動だな~と思っていました。
ですがその直後からジワーと暖かいものが出てくる感覚がありました。
あっという間にズボンと布団が濡れてしまいました。
明らかに量が多かったので、完全に破水したと確信しました。
早朝だったので母親もちょうど家にいてすぐに伝えました。(里帰りしていました。)
母親に支度をしてもらっている最中に病院に電話を掛けます。
産婦人科に繋がるとすぐに来てくださいとのこと。
入院セットも準備してあったので、すぐに病院に向かうことができました^^
移動手段も陣痛タクシーではなく、父親に送ってもらったのでとてもスムーズにいきました。
移動中はお腹は若干痛むかな?くらいの痛みしかありませんでした。
病院に到着
病院まで父親に送ってもらい、診療時間外だったので救急の受付に向かいました。
迎えに来てくれたりはせず、自分で歩いて向かったため羊水はどんどん出てくるので焦りました(-_-;)
バスタオルを巻いていたので、よかったです。
受付を済ますと車椅子を貸してもらい産婦人科病棟へ向かいます。
病棟へ着くと看護師さんが来てくれてそこで母親とはさよならになりました。
すぐに診察台に通され、助産師さんに子宮口の確認をしてもらいました。
明らかに破水はしていて完全破水だね。子宮口はまだ1cmしか開いてないからもう少し時間がかかるかな。でも今日中には生まれるよ!とのことでした。
前日の検診ではまだ産まれなさそうと言われていたのに、まさか翌日に産むことになるなんて~笑
完全破水とは、子宮口に近い部分の卵膜が破れ破水することをいいます。
一方で子宮口から遠い部分の卵膜が破れ破水することを高位破水といいます。
出産期に完全破水が起こった場合、24時間以内に陣痛が始まることが多いと言われています。
分娩待機部屋へ
診察が終わると分娩待機部屋へ通され、陣痛が始まるのを待つことになりました。
ベッドに横になりMSTを行います。
羊水がなくなってきて赤ちゃんが苦しくないか不安でしたが、赤ちゃんは元気なようでとても安心しました。
助産師さんによると、破水をして羊水が流れてしまっても、すぐに危険になるようなことはあまりないとのこと。
分娩待機部屋へ通されてから1時間程経過したころから、お腹の痛みが強くなってきました。
10分~15分ほどの間隔で痛くなり、これが陣痛か~と呑気に思っていました。
まだまだ全然耐えられる痛さだったので、朝食をお願いしたのですが、その後徐々にお腹が痛くなり、間隔も短くなるで朝ごはんどころではなくなりました。笑
あれよあれよと間隔が7分、5分と短くなり、痛みも酷くなり、自分は完全に陣痛を舐めていたと思い知らされました・・・。
コロナ禍でしたので、付き添いは禁止だったので一人で耐えなくてはいけなかったのですが、辛すぎてナースコールで看護師さんに何回も助けを求めてしまいました。笑
看護師さんは忙しい中背中をさすってくれたりしてくれて、本当に助かりました(´;ω;`)
陣痛が酷くなるなか、定期的に助産師さんに子宮口の様子を診てもらうのですが、5cm、7cmとだんだんと開いていきました。
分娩台にいく基準は10cm開いたらとのことだったので、診てもらう度「まだか・・・。」と絶望を感じていました。笑
それからしばらく陣痛に耐えていると、急に何かがお腹が下がってきて出てくる感じがしました。
え、何かって赤ちゃんしかいないじゃん!!と思いすぐに助産師さんに伝え子宮口を診てもらうとなんと10cm開いていました!
分娩台へ
子宮口が10cm開いていたので、すぐに分娩台に移動になりました。
陣痛が痛すぎて、一人で歩くこともできなかったため、看護師さんに寄りかかりながら移動しました。
分娩台に着くと、もういきんでいいとのことだったので、陣痛が来るタイミングでいきみました。
しばらく陣痛がきてはいきむのを繰り返していて、赤ちゃんの頭は見えているのですがなかなか出てこないとのことでした。
突如先生から、
と聞かれました。
バースプランとは、どんな出産にしたいのか計画を立てることです。
自然分娩にしたいのか、無痛分娩にしたいのかなど自分の希望を考えておいて、事前に病院側に伝えます。
私の病院ではバースプランを紙で提出するタイプでした。
私はこのバースプランで、「可能な限り会陰切開はしないでほしい」と希望していました。
なぜなら、出産が終わってから痛みが続いたりすると聞いていたのもありますが、なりより会陰を切るなんて恐ろしかったからです・・・。
そんな風に考えていた私ですが、先生に切ってもいいか聞かれたときは即答でした。
あれだけ色々考えていたバースプランですが、そんなのどうでもいいから赤ちゃんを無事に早く出してほしいと思いました。
そしてなにより陣痛が辛すぎました。笑
そしてすぐに会陰切開をしてもらったのですが、陣痛の痛みがひどすぎたので、切開の痛みは全然ありませんでした。(麻酔をしてくれていたかどうかは忘れてしまいました・・。)
赤ちゃん誕生
切開をしてもらってからまたすぐに陣痛がきました。
そしてそのいきみで、ついに赤ちゃんがニュルッと誕生してくれました!!
会陰切開万歳!!!!
赤ちゃんが誕生してくれたあの瞬間は感動で今でも忘れられません。
前期破水をしていたので、赤ちゃんが無事かどうかすごく心配でしたが、生まれてすぐに泣いてくれて、本当に元気な赤ちゃんでした^^
陣痛が来てから出産までのトータルの時間は6時間程でした。
この時間は初産婦にしてはかなり早いとのこと!!
前期破水をして切迫早産でもあったので、こんなに早かったのかな~という感じです。
前期破水からの出産でしたが、無事に赤ちゃんが生まれてきてくれて本当によかったです^^
お産が始まる前の準備リスト
臨月に入ったらもういつ陣痛が始まってもおかしくありません。
お産が陣痛から始まる場合は、ほとんどの場合は痛みは徐々に強くなっていくので、陣痛が始まってすぐ病院に行く必要はないことがほとんどです。
ですが破水が先におきてしまうと、ほとんどの場合すぐに病院に行かなくてはなりません。
私は今回破水が先におきてしまったのでとても焦りましたが、事前に色々準備していたので焦りながらもスムーズに病院に向かうことができました。
破水は誰におこってもおかしくないため、臨月に入ったらいつでも病院に向かうことができるよう準備しておくことを強くおすすめします。
ここでは事前に準備しておいた方がいいことを紹介します。
①入院セットを準備しておく
入院するときは手ぶらでは入院できません。
パジャマやシャワーグッズ、赤ちゃん用品など必要なものが意外とたくさんありますので、事前に準備しておきましょう。
産院によって必要なものが変わってきますので、何が必要か確認しておきましょう。
準備できたら大きめのバッグにまとめて、これさえ持っていけば大丈夫な状態にしておきましょう。
②陣痛タクシーの手配の準備
病院へ向かうときの交通手段は必ず必要です。
家族に送ってもらえたらそれが一番いいと思うのですが、家族がいつもいるとは限りません。
立つとドバドバと羊水が流れてしまうので、交通機関での移動はまず無理だと思います。
そんなときのために陣痛タクシーを登録しておきましょう。
陣痛タクシーとは陣痛が始まり病院へ向かうときに利用できるタクシーのことで、事前に登録することでスムーズに送迎していただけます。
陣痛タクシーを取り扱いしていて、自分の住所を管轄するタクシー会社を探して登録しておきましょう。
タクシー会社によっては深夜はやっていない場合もあるため、24時間カバーできるように複数のタクシー会社を登録することをおすすめします。
③病院やタクシー会社の電話番号を登録
病院に向かう前には必ず事前に電話をする必要があります。
焦ってしまうと電話番号を探して電話を掛かけることもなかなか時間がかかってしまうと思います。
すぐに電話をかけれるように、自分の携帯に病院とタクシー会社の番号を登録しておきましょう。
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最後に
いかがでしたでしょうか。
実際に破水がおきてしまったらとても焦ってしまうと思います。
私もそうでした。
ですが破水が起きたらすぐに赤ちゃんが危険になることはありませんので、なるべく冷静に行動したいですね。
前期破水は本当に誰にでもおこることなので、実際におこってしまった時のために少しでもスムーズに病院に向かうために事前準備はしっかりしておきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!