子連れの飛行機での移動は、周りに気を使ったり何かと気苦労してしまいますよね。
飛行機ではママもなるべく快適に過ごしたいものです。
先日、私も1歳半の子供を連れて飛行機に乗る機会がありました。
その際に選んだのがJALのクラスJという座席でした。
その座席が想像以上に快適で、子連れに優しくとってもよかったので、今回紹介したいと思います☆
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JALのクラスJって?
クラスJとは、JALの国内線に設けられているクラスのひとつで、普通席よりワンランク上のクラスになります。
座席も普通席より広く、ゆったり座れるので、子連れにとってもおすすめです☆
普通席との違い
座席が広い
普通席よりも前後の座席幅が約18cmも広く、前後約97cmのシートピッチとなっています。
アーム幅を含むシート幅は普通席は約41~44cmなのに対し、クラスJでは約47~49cmとゆとりがあります。
肘掛幅は普通席は約6cm、クラスJは約18cmと3倍の違いがあります。
また、クラスJの座席にはレッグレストがあり、足を休ませることもできます。
国内線の普通席はほぼ3列席なのに対して、クラスJでは進行方向左側が2列席となっています。
子供連れの場合、隣に人がいたら迷惑掛けないかヒヤヒヤしてしまいますが、2列席ならそのような心配もありませんね。
飲み物の種類が増える
クラスJの場合、機内で提供される飲み物の種類が多くなります。
普通席で提供される飲み物に加えて、JALオリジナルのコーヒー「JAL CAFE LINES」や野菜ジュースなどが選べるようになります。
このオリジナルコーヒーは「機内で本当においしいコーヒーを」をコンセプトに、世界のコーヒー豆を知り尽くした川島良彰氏とJALが共同開発した、こだわりのコーヒーとなっています。
なお、クラスJでは普通席と同様、アルコールは提供されません。
マイルが多くたまる
クラスJに搭乗した場合、区間マイルの10%が加算されます。
ただし、特別運賃や特典航空券など、マイルが加算されない場合もあるため、対象となるか事前に確認することをおすすめします。
料金は?
以前までは、普通席の料金に1,000円追加したらクラスJにアップグレードすることができましたが、2022年4月15日搭乗分から料金体系が変更になってしまいました。
どの路線でも一律プラス1,000円だったのに対し、変更後は路線によって料金が変わり1,000円・2,000円・3,000円の3種類になります。
区間ごとのプラス料金
+1,000円
- 東京(羽田・成田)ー山形、名古屋(中部・小牧)、小松
- 大阪(伊丹・関西・神戸)ー新潟、松本、隠岐、出雲、松山、福岡、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島
- 札幌(新千歳・丘珠)ー女満別、青森、秋田、花巻、仙台
- 福岡ー出雲、徳島、高知、松山、宮崎、鹿児島、奄美大島
- 沖縄(那覇)ー奄美大島、久留米、宮古、石垣
- 出雲ー隠岐
- 鹿児島ー松山、種子島、奄美大島、徳之島
- 奄美大島ー徳之島
+2,000円
- 東京(羽田・成田)ー札幌(新千歳・丘珠)、女満別、旭川、釧路、帯広、函館、青森、三沢、秋田、大阪(伊丹・関西・神戸)、南紀白浜、岡山、出雲、広島、山口宇部、徳島、高松、高知、松山、福岡、北九州、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、奄美大島
- 大阪(伊丹・関西・神戸)ー札幌(新千歳・丘珠)、女満別、旭川、函館、青森、三沢、秋田、花巻、仙台、山形、種子島、奄美大島、徳之島、沖縄(那覇)、宮古、石垣
- 札幌(新千歳・丘珠)ー新潟、出雲、広島、徳島
- 名古屋(中部・小牧)ー札幌(新千歳・丘珠)、釧路、帯広
- 福岡ー花巻、仙台
- 沖縄(那覇)ー岡山、福岡
+3,000円
- 東京(羽田・成田)ー沖縄(那覇)、久米島、宮古、石垣
- 名古屋(中部・小牧)ー宮古、石垣
- 福岡ー札幌(新千歳・丘珠)
- 沖縄(那覇)ー名古屋(中部・小牧)、小松
クラスJだけでなく、ファーストクラスへのアップグレードも値上がりになり、プラス8,000円だったのに対し、10,000円と12,000円の2種類に変更になりました。
クラスJを利用する際の注意点
贅沢な気分を味わうことができるクラスJですが、当然ながらとても人気があります。
人気の路線なんかはすぐに埋まってしまうことも多いので、なるべく早く予約することをおすすめします。
飛行機の予約から搭乗するまでの流れ
クラスJに乗る場合でも、専用のチェックインカウンターなどはありませんので、搭乗するまでの流れは普通席と同様です。
またラウンジも利用できません。
私たちは羽田空港を利用したのですが、実際の搭乗するまでの流れを紹介します☆
飛行機を予約
クラスJの予約も普通席と同様、JALのWEBサイトや旅行予約サイトからすることができます。
JALの国内線には幼児優先席が設けられています。
今回は幼児優先席が空いていたため、そちらを予約しました。
幼児優先席とありますが、子供連れでも他の席を指定してもいいし、子供連れ以外の方でも幼児優先席を指定してもいいとのことです。
実際に私が乗った飛行機でも、子連れ以外の方が幼児優先席を利用していました。
また、JALのWEBサイトで座席を指定し予約した場合、座席指定画面上の自分たちが予約した席に幼児マークが表示されるようになります。
このことによって後から予約する方が、事前に子連れの席だということが分かるようになります。
子連れの近くに座りたくない人は、私たちが予約した座席の近くを避けることができますし、事前に分かっていると心持ちが変わってきますよね。
とても良い仕組みだと思いました。
チェックインする
自動チェックイン・発券機でチェックインができます。
ただ、子供のチェックイン方法やベビーカーの預け方などがいまいち分かりませんでした。
近くにいたJALのスタッフの方に聞いたところ、有人のチェックインカウンターに誘導していただけました。
チェックインカウンターでは、人が対応してくれます。
子供のチェックインやベビーカーの手続きなど、とてもスムーズに対応していただきました。
子連れの場合は、座席関係なく有人のチェックインカウンターを利用することをおすすめします。
チェックインが完了したら、普通席と同じ保安検査場を通過して搭乗開始を待ちます。
搭乗開始
出発時間の約20前から搭乗開始となりました。
クラスJは優先搭乗の対象にはなりませんが、3歳未満の子連れの場合は優先搭乗の対象となります。
私たちは1歳半の子供連れのため、他の方より先に搭乗させてもらうことができました。
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実際にクラスJに搭乗しました!
座席の紹介
実際に乗った飛行機の座席を紹介したいと思います。
クラスJの座席は飛行機の前方に設定されているので、飛行機に入ったらすぐに座席がありました。
座席は革張りになっていて高級感があります。
前の座席との間隔はこんな感じ。
だいぶゆとりがあるのが分かると思います。
3列席はこんな感じです。
クラスJには読書灯が付いています。
ただ、昼間のフライトで機内は明るかったため、使いませんでした。
さっそく座席に座ってみました☆余裕で足が伸ばせます!!
子供を抱っこしながら乗るので、足を伸ばせるスペースがあるのは嬉しいですね。
クラスJにして良かったポイント
クラスJにしてよかったと思ったポイントを紹介します☆
座席が広い
前項でも紹介しましたが、クラスJは座席が広いです!
今までJALのエコノミーを何回か乗っているのですが、クラスJの座席の方が断然広く感じました。
子供を抱っこしながら乗ることになると、座席が広い方が圧倒的に楽に過ごせます。
数時間のフライト、とても快適に過ごせました☆
出入り口が近い
クラスJの座席は前方にあるため、乗る時も降りる時もスムーズです。
最後の方に子供がぐずってしまったのですが、座席が前の方なので着陸したらすぐに降りることができて助かりました^^
CAさんが近くにいる
私達が搭乗した飛行機では、クラスJの座席の近くにCAさんが待機していて、何かあったらすぐにかけつけてくれました。
搭乗して座席に座った直後はわざわざ座席にきてくれ、「何かお困りごとがありましたら、何なりとお申し付けください。」と声をかけてくれました。
CAさんが近くにいるだけで、「何かあっても助けてくれる」と思うことができ、とても安心して乗ることができました^^
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回クラスJを利用することで、とても快適に過ごすことができました。
子供を抱っこしながらでもくつろげたので、子連れの方には本当におすすめです。
普通席と比べて少し金額は上がってしまいますが、その分の価値はあると思います!
これから飛行機に乗る予定のある方は、是非検討してみてくださいね☆
エアトリはクラスJも最安値!
最後までお読みいただきありがとうございました!