子育て

【切迫早産】妊娠24週で入院した話(1)

こんにちは!悩ママ(なやまま)です!

私は妊娠24週のときに切迫早産と診断され入院しました。

異常が発見されてから入院に至るまで、入院生活のことなど私が体験したことをいくつかの記事に分けて紹介していきたいと思います。

今回は異常発覚~総合病院へ転院までを書きます。

同じように切迫早産と診断され悩んでいる方や、切迫早産のことをよく知らない方などの参考になれば幸いです

※この記事は私の実体験をもとに作成した体験談です。

切迫早産とは

妊娠22週0日~36週6日までの出産を「早産」といいますが、早産となるリスクが高い状態を「切迫早産」といいます。

お腹の張り、出血、破水、子宮口の開きなど出産の兆しがみられます。

早く生まれてしまうほど赤ちゃんの生命の危機や様々な合併症をきたす可能性が高くなってしまうため、1日でも長く赤ちゃんにお腹にいてもらうため安静にしたり入院して治療を行う必要があります。

細菌感染や多胎(双子や三つ子など)が原因となることがありますが、原因不明の場合もあります。

切迫早産に対して、妊娠22週未満の時期に流産となるリスクが高い状態を切迫流産といいます。

順調なはずだったのにまさかの・・・

切迫早産と診断されるまでは順調な妊婦生活を送っていました(妊娠糖尿病疑惑はありましたが問題ありませんでした。詳細はこちら)。

つわりはありましたが、寝ていれば我慢できるくらいで、出血もなくお腹の張りも自覚症状はありませんでした。

異常が発見されたのは、23週のときの妊婦健診でした。

その日はお腹のエコーで赤ちゃんの様子を一通り確認したあと、妊娠してから初めて子宮頸管長(子宮の入り口の長さ)を測定するため、経腟超音波検査を行いました。

今まで何も異常を指摘されたことがないので、頸管長も問題ないだろうと余裕な私。

検査中の先生からは衝撃的な言葉をいただきました。

先生
先生
あれ~子宮口が開きかけてるね~
心の声
心の声
え?どうゆうこと?予定日までまだまだなのに子宮口が開いてるってやばくない!?
先生
先生
子宮口が少し開いてるんだけど、長さ自体は3.5ミリあるから今すぐどうこうってわけではなさそう。とりあえず張り止めの薬だすからまた来週診せにきて~

子宮頸管長はそのときの週数では3.5ミリあればいいそうでした。

今まで張りなんて感じたことないのに張り止めの薬を飲むってどういうことだろう。。と思いましたが、その健診で腹囲などを測る際に看護師さんに「あれ?結構張ってるね」といわれました。

自覚がなかっただけで私のお腹は結構張っていたみたいです。。。

確かに触ってみると硬かった。。。

初めての妊娠なので「張る」っていうのがどういう状況かあまり分からなかったのですが、

もっとお腹の様子に気を配ればよかったと後悔しました。。

次の診察の前日にまさかの出血

お腹の張りを抑えるため「ウテメリン」という薬を処方されました。

この薬は副作用で動機やほてり、手の震えなどがあると言われており、私はすごい動機がして夜もなかなか寝られませんでした。

ですが体が薬に慣れていったのか日が経つにつれ少しずつ収まっていった印象です。

お腹の張りは薬を飲み始めてからのほうが自覚するようになりました。

次の診察は1週間後だったので、次の診察までは自宅で安静にして家事もあまりやらず基本寝ているかソファで座っている生活をしていました。

こんなに安静にしてるんだから、子宮の状態も良くなっているといいなと考えながら生活を送っていると、診察の日の前日にまさかの出血が。。。

出血自体は少量で色は濃い茶色のような出血でした。

そしてタイミングも最悪でその日は病院の定休日。。。

近くに別の産婦人科もなくどうしようと途方に暮れていました。。。

救いの手が・・・

突然の出血で慌てふためいた私。

ただでさえ安静にしていなくてはいけないのに、遠い病院へ行くのは身体に良くないけど、明日まで待ってたら状況がどんどん悪化しちゃうかも。。。と頭の中がぐるぐるしていました。

ふと病院で貰った妊娠生活の注意点などが書いてあるパンフレットを読み返してみると、病院の電話番号の他に緊急時の電話番号の記載が!!!

妊娠中はいつ何が起こるか分からないので、いつでも連絡がとれるように緊急時の連絡先まで載せてくれていたのでしょうか。

私はすぐにその番号に電話しました。

先生
先生
はい、もしもし
悩ママ
悩ママ
あの、先週妊婦健診で子宮口が開きかけていると言われているものですが、薬を飲んで安静にしていたんですけど、今日出血があってどうしようと思って。。。
先生
先生
出血?どんな感じの?
悩ママ
悩ママ
えっと、量は少なめで色は濃い茶色で。。。
先生
先生
それならあまり心配なさそうだから明日まで待ってみてもよさそうだけど~
悩ママ
悩ママ
でも心配で。。今日診てもらうことは出来ませんか?(´;ω;`)
先生
先生
うーん。大丈夫だと思うけどな~。まあ、心配なら診ますよ。1時間後に病院にきてください。
悩ママ
悩ママ
はい!(´;ω;`)ありがとうございます!!

こうして定休日に関わらず診察していただけることになりました。

この決断が後々の結果に影響することになります。

定休日に診察

先生に言われた時間どおりに病院に着きました。

病院は暗くて他の患者さんはもちろん看護師さんもいません。

休みの日の病院に入るなんて初めての経験だったのでドキドキしました。

診察室にだけ明かりが点いていて、さっそく前回と同様頸管長の診察をしてもらいました。

先生
先生
出血自体は止まってそうだけど。。。あれ、やばい、頸管長が1.5センチしかない。。
悩ママ
悩ママ
え!!1.5センチってやばくないですか!?
先生
先生
うん、だから今から総合病院にいってもらうね。多分入院になると思う。
悩ママ
悩ママ
なんてこと(´;ω;`)

その場で紹介状を書いてもらい、そのままタクシーで紹介先の総合病院へ向かいました。

相当切羽詰まった様子だったのか、タクシーのおじさんに「その病院は先生も看護師さんもみんないい人だから安心していいからね」と励ましをいただきました。

ちなみに、この日の診療は休日加算はありましたが、保険診療で対応してくれました。

病院に行くのを明日まで待っていたらもしかしたら状況がもっと悪かったかもしれません。勇気をもって今日診てほしいと伝えて本当によかったです!そして休みの日なのにわざわざ病院を開けてくれた先生に感謝!

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総合病院へ

総合病院について受付を済ませると担当の看護師さんが車いすで迎えにきてくれました。

そのまま診察室へ連れていかれ、先生2人がかりで子宮の様子を見ていただきました。

確かに子宮口少し開いてるね~とか胎嚢は出てないね~などの話声がカーテン越しに聞こえました。

私どうなっちゃうんだろうと思いながらドキドキしながら待ちました。

診察が終わると先生から説明が。

先生
先生
主治医となります〇〇です。頸管長も短く子宮口が少し開きかけていて、このままだと早産の危険性がありますので本日より入院していただきます。
悩ママ
悩ママ
え、今すぐですか?家には帰れますか?
先生
先生
ダメです。荷物は家族のかたに持ってきてもらってください。
悩ママ
悩ママ
なんてこと(´;ω;`)

こうして私の入院生活はスタートしました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

次の記事に続きます。

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ABOUT ME
悩ママ(なやまま)
金融機関での勤務を経て、初めての育児に奮闘中の30代専業主婦。夫と娘と3人暮らし。子育て・暮らし・節約をテーマに情報発信中!【資格】FP、簿記、医療事務など